改めてお茶をいれよう
中国文化センターのイベントには、来賓としてお越しくださった先生方もおりました。
貴重なご意見、アドバイスもいただき、感謝しかありません!
そんなご意見の中で、「今回のイベントで選んだお茶について、時間をとって説明すればよかったね」と。
まさに、その通り!
受付の前に3つのお茶を並べ、パンフレットに茶名を掲載しただけで、終わらせておりました(反省!)
そこで、改めて当日のお茶をいれて、ゆっくり楽しんでみようと。
まぁ、やっと落ち着きを取り戻したって感じです。
最初の『竹の茶』は、『竹葉青』です。
竹葉青は、四川省の緑茶で、まずは見た目が美しい、緑茶らしい爽やかな香りと爽やかさだけではない適度にストイックな味がする。
イベント当日は、冷茶でお出ししたので、前日夜から時間をかけて抽出。水出しすると、味がまろやかになるので、茶葉の量は少し多めにしました。
山本由美子茶藝技師は、竹の筒にいれて登場。縦の動きを意識した茶藝で、立ったままで高い位置から、細めのグラスに茶を注いでおりました~♪
でも、自分でいれるので、今日は温茶。姿はきれいですが、静謐でストイックなお茶なので、茶葉は多すぎず少なすぎずかなぁ。
蓋碗ですすり茶をしてもいいですが、ここは茶海にあけて小さな茶杯で味わうことにしました。
小さな茶杯に、鼻を近づけると、広がる香り。茶畑の緑が脳裏に広がっていきます。
蓋碗のよさは、抽出中の茶葉の様子を確認できること。
自分の呼吸でいれた竹葉青は、自分好みにスッキリと仕上がりました。
姿の美しい茶葉だから、温茶でも耐熱グラスでいれればよかったな、と。
フーフーしながら、口に入る茶をもぐもぐしながら……次はそうしてみよう!